SFG Vol.02 令和
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『SFG』は、「若手の、若手による、若手のためのSF情報誌を作りたい」という思いから始まりました。SFで描かれていたテーマが続々と現実に現れる今の時代、その時代を生きる若い世代は、SF世代(SFGeneration)と呼べるでしょう。これがタイトルの由来です。 『SFG』では、とにかく難しいと思われがちなSFのハードルを下げることを第一にしています。特集+年間情報をまとめた、新旧の様々なSFを押さえられる一冊です。
特集:令和SF
◆SF作家が2020年、そして先の未来について語る 語り手:藤井太洋、長谷敏司、吉上亮 SFは、これまでも様々な未来を創造してきました。鋭い視点で時代を切り取り、新たな時代を作り出してきたSF作家の3氏が、令和の日本について激論を交わします。 (本鼎談は、日本SF大会「彩こん」の内容を採録したものです) ◆令和SFカタログ 令和SFとは、「今からそう遠くはない未来の世界」が描かれているSFです。SFファンなら読んでおきたい小説・漫画23作、観ておきたい映像作品15作を紹介します。 その他、2019年が舞台の『ブレードランナー』と都市に関する考察、昭和・平成・令和と3つの時代を超えて愛される仮面ライダーについてなど、コラムも豊富に収録しています。
インタビュー
◆SFの流儀:小川一水 第一線で活躍するSF作家の、執筆の裏に迫る。 第3回となる今回は、全17冊の壮大なスペースオペラシリーズ『天冥の標』で日本SF大賞を受賞した、押しも押されもせぬSF作家、小川一水氏です。 SFに対して真摯に向き合う、小川一水氏のSF観に迫ります。 ◆はるこん2019ゲスト・オブ・オナー:ラヴィ・ティドハー 『完璧な夏の日』や『黒き微睡みの囚人』で、第二次世界大戦の改変歴史小説を描いたラヴィ・ティドハー氏が、昨年来日されました。 小説のほか、アメコミのライターも担当するティドハー氏に、自身の作品について伺いました。 ◆SF的・世界のつくりかた:今井哲也 SFの表現は小説だけじゃない! 本コーナーでは、様々な媒体で活躍するSFの人々を取材しています。 第一回目は、2017年にアニメ化もされたSFファンタジー『アリスと蔵六』を連載中の今井哲也氏に、『アリスと蔵六』をベースに、自身の創作論について伺いました。